国試に向けて勉強を開始しようと決心したものの、なにから手をつけたら良いのか・・・
初めての国試だと、何から手をつけたら良いか分からない!!というのもわかるわ。
私の経験談を少し紹介するから参考にしてみてね。
こんにちは。
第36回管理栄養士国家試験に既卒の独学で合格し、管理栄養士となったおもちです。
今日は、全ての試験科目の勉強に共通することについてお話ししていきます。
「今年度の管理栄養士国家試験に合格するぞ!!」と決意したものの、
「…いったい何から手をつければ良いの?」と思っていませんか?
大学卒業後10年以上経過後に初めて第36回管理栄養士国家試験を受験し、
合格することができた私の経験からお伝えしたいと思います。
まずは参考書や過去問を揃えよう
まず初めに、自分に合った過去問集、参考書を買い揃えましょう。
安いからという理由で数年前の中古品を買うのはお勧めしません。
試験(管理栄養士の仕事も)には最新の情報を取り入れることが重要です。
古い情報を記憶しておくことは避けたいですね。
私が買った書籍を購入した順番に紹介します。
①『いちばんやさしい 管理栄養士国家試験合格講座[第3版]』(秀和システム)
→国家試験受験を決意した頃にちょうど新版が出ることが分かったので、それを購入しました。
②管理栄養士国家試験受験必修過去問集(女子栄養大学出版部)
→6月の発売直後に購入しました
③『クエスチョン・バンク管理栄養士国家試験問題解説』(メディックメディア)
④『レビューブック 管理栄養士』(メディックメディア)
→こちらも、発売直後に購入しました
⑤『栄養士・管理栄養士のためのなぜ?どうして?』 ①〜⑥巻(メディックメディア)
→国試問題の内容を「流れ」として捉えたいと考えていた時に知り、最新版がいつ頃に出るか分かった時点でそれを待ち、発売されたらすぐ購入しました
私の場合、金額でいうとトータル25,850円(税込)でした。
金額だけみれば、日々節約に勤しむ身としては正直高額ではありましたが、
全ての書籍の価格に対する内容、それに自分の将来への投資と思えば納得です。
こちらの記事でもおすすめの参考書として紹介しています。
情報を収集しよう
学生さんは学校で先生から情報を聞くことができますし、
場合によっては「国試対策講座」があるようですね。
では、既卒の方はどうすれば良いのでしょう?
私は主にネットから情報収集しました。
良く見ていたサイトはこちら。
①めざせ!管理栄養士(メディックメディア)
②エイチエ(国家試験のカテゴリーがあります)
③イートリート
どちらのサイトも読みやすく、今まさに知りたいという情報を得ることができました。
順序立てて勉強を進める
①最新の過去問を通して解く。
まずは時間を測りながら過去問を通しで解いてみましょう。
朝から夕方までのの時間が取れなければ、午前と午後や科目ごとに別日に解いてもいいと思います。
全く歯が立たないようであれば、問題文と選択肢を読む。
「合格するためには、これが6割できないといけないのだな」と、イメージしながら読む。
(最初は6割取れる訳はありませんので、焦らずどんな試験なのかなとイメージを掴むことが目的です)
1問の文章はどれくらいなのか、図やグラフはどれぐらいあるのか、
計算問題はどのくらい出されそうなのかを意識しながら読む。
一日で全部を解いてみることが大変であれば、何日かに分けてもOK。
ただし、あまり日にちを空けないことを心がけてください。
(全体のイメージをつかむことが大事なので)。
過去問を解いたら採点する。初めてで5割(100点)以上あれば、素晴らしいです。
5割以下でも、決してあきらめることはありません(私がそうでした)。
この時点でほとんど解けなかった(涙)…という人は、
「いちばんやさしい 管理栄養士国家試験合格講座」を読んで基礎をしっかりと理解しましょう。
②管理栄養士国家試験の全容をつかむ。
クエスチョンバンクはイラストが豊富で解説が丁寧で、試験の全容を掴むのにおすすめです。
初学者でも置いてけぼりにされる心配がありません。
問題によって、重要度の高いものが示されていると思うので、まずはそこから問題を解いていきましょう。
勉強の順番ですが、ガイドラインの順番にするのはちょっと待った!
どの試験にも言えることですが、「配点の高い科目」「自分が苦手な科目」を優先的に勉強していくことをお勧めします。
得意科目でも配点が高くない科目に時間をかけるのは、効率的とは言えません。
また、「考える科目」と「暗記する科目」に分けて勉強を進めていくのもおすすめです。
「考える科目」と「暗記する科目」に分けた勉強法についてはこちらの記事でも詳しく紹介していますので、良かったら参考にしてみてください。