こんにちは。
第36回管理栄養士国家試験に既卒の独学で合格し、管理栄養士となったおもちです。
本記事では、その名の通り全ての科目の基礎となる基礎栄養学の勉強法について解説します。
私が思う基礎栄養学
基礎栄養学という科目は、その名のとおり全ての科目の基礎になっていると思います。
配点は200点満点中14点と、とても多いというわけではありませんが、
この科目をおさえることで、合格につながると思います。
範囲がとても広いわけではないので、満点を狙うことも可能だと思います。
(ちなみに私は、10/14点でした)
おすすめの勉強時期
全ての科目の基礎となりますので、早い時期から学習することをお勧めします。
そのため、是非6~7月頃には学習するようにしましょう。
知識ゼロからの勉強!まず読むのは「いちばんやさしい」
私は国試の勉強を始めるにあたりまずは、
いちばんやさしい 管理栄養士国家試験 合格講座[第3版]
を通して読み、試験の全体像を掴むようにしました。
その後もう一度、基礎栄養学に関わる部分が多い第1章を読みました。
「1日に〇ページ」と自分にノルマを課すのではなく、
その日にできる分まで読み進めました。
育児をしていると毎日何が起こるか分からないので、規則的に勉強するのは難しいと考えてのことでした。
第1章は基礎栄養学に関することだけでなく、
「人体の構造と機能」や「食べ物と健康」などの内容も載っているので、
後に他の科目の勉強をする際にも役立ちます。
この参考書を読むときには以下のことに気をつけました。
・出来るだけ音読する
・赤字の語句は必ず覚え、意味を説明できるようにする
・アンダーラインを引きすぎない
音読は、子供が教科書の音読をして自然と覚えているのを見ていたので、
自分にも取り入れてみました。
黙読よりも頭に定着した気がします。
赤字の部分は重要語句なので、全く知らない言葉もどんどん覚えるようにしました。
もちろん、問題を解くためにはただ単語を覚えるのではなく、
意味も説明出来るような状態を目指すべきです。
アンダーラインについては、読んでいるとたくさん引きたくなりますが、
この本に載っていること全てが重要と考え、あまり引かないように意識しました。
(引くことで勉強したような気になってしまうのもいけません)
流れを意識して楽しみながら学ぶコツ
メディックメディアさんから出版されている
栄養士・管理栄養士のための なぜ?どうして?
は1巻目が基礎栄養学についてです。
第1巻が基礎栄養学ということは、全ての勉強の基礎になるのではないかと考え、
新版が出るとすぐに購入しました。
(冒頭がクエスチョンバンクの付録になっていて、続きが気になったということもあります)
結果的に、買って本当に良かったです。
会話形式でストーリーが進んでいき、図表も豊富なので、
私は漫画を読んでいるような感覚でした。
私のように既卒後何年も経っていて、1回読んだだけでは理解できなかったとしても、
繰り返し読めば理解することができます。
巻末には「国試にチャレンジ」として、問題・解説が載っているので、
力試しをすることもできます。
持ち運びにちょうど良いサイズ感なので、よく出先で読みました。
クエスチョンバンクで問題を解く
クエスチョンバンクの第1章は「社会・環境と健康」ですが、
4章「基礎栄養学」から解くようにしました。
このとき赤色の問題(合格者が解けた問題)を優先的に解きました。
合格するには、みんなが解ける問題を落とさないことが大事ですね。
過去問集で分野別に勉強
過去問集はクエスチョンバンクがある程度終わってからでなくても
並行してもOKだと思います。
私が使用した女子栄養大学出版部から出ている過去問集は、
ガイドライン順に問題が掲載されているので、
解いていくと自分の得意な分野・苦手な分野が自ずと分かります
巻頭にある「出題傾向」も要チェックです。
基礎栄養学はその名の通り、全ての科目の基礎になっている部分だと思います。
効率的に勉強し、知識を深めて頑張りましょう!