【発達障害】作業療法を受けています

療育
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こんにちは。おもちです。

長男は、年中の頃から作業療法(OT)を受けています。

自閉症スペクトラム障害と診断されたのは入園前でしたが、作業療法を受け始めたのはその2,3年後。

長男の場合、言葉による指示が少しでも分かり始めてから作業療法を開始した方が効果がある、とドクターに言われました。

長男が作業療法を受けることになったのは、ドクターなどの専門の先生による見立てで、「手先や身体の動かし方が不器用」と言われたからです。

当初、私は、「え?そうかな?子どもって、よほど運動神経が良くない限りはこんな感じじゃないの!?」、

「言葉が遅いだけじゃなくて、身体面も何か問題があるの?」と少し驚きました。

でも、たくさんの子どもたちを見てきた先生方がそういうのだから、そうなのかな…とも思いました。

言葉を話せるようになるには、まず体を動かすことが大切なのだそうです。

作業療法を受けることで、運動神経抜群にはならなくても自分の体をある程度思うように動かせたら楽しいことが増えるだろうし、

怪我をすることが少なくなればいいなとも思いました。

長男は、運動は(苦手なのかもしれないけど)好きだったので、約半年の順番待ちを経て作業療法を受けることになりました。

今年は、作業療法を初めて4年目になりました。

幼稚園の頃は指先を使った遊び、トングを使ってお箸の練習、サーキットなど、

小学生に上がってからは、運筆やパズルなどの机上活動、学校の体育につながるような運動(マット、ボール投げ等)を先生から教わっています。

頻度は月1回・60分ですが、毎回中身が濃いです。

「作業療法」、「作業訓練」などと言いますが、難しい訓練をすることはありません。

遊びを通して身体全体や指先をバランスよく動かし、頑張った時は先生が褒めてくれます。

日常生活でできないことをできるように練習することもあります。

長男の場合、お箸や鉛筆の持ち方に加えてボタンの留め方や服の着方なども教えてもらいました。

今、鉛筆やお箸は「お手本」のような持ち方はできていません。

でも、明らかに間違った持ち方でもありません。

元々の特性でできることとできないことがあるので、その落としどころを先生と一緒に見つけていくことも大事だと思っています。

時期や自治体によるのかもしれませんが、長男の療育は本当に順番待ちの時間が長かったです。

半年やそれ以上は当たり前の世界でした。

もし、お子さんの発達が気になって療育を考えている方がいらっしゃったら、

できるときに少しでも早めにかかりつけの小児科の先生や自治体の保健師さんなどにご相談することをおすすめしたいです。




こちらは、作業療法のお部屋にあったおもちゃ。

遊びながら手先や目を動かすことにつながったと思います。