4月から小4になる長男は、幼稚園の頃から「1日の流れ」というものがなかなかつかめませんでした。
「ご飯を食べたら歯を磨く」
「トイレに行ったら手を洗う」
「パジャマを脱いだら洗濯かごに入れる」
など、幼児でも繰り返し教えられればできそうなことがなかなか身に付きませんでした。
本人は、やりたくなくてやっていない訳ではない様子。
「ご飯を食べる前には何をする?ー手を洗うんだよ」と、毎日のように私から言われても、
毎回「え、そうなの!?」と初めて聞くような素振りまで見せるので、「やらないのではなく、できない」、そして「やり方が分からない」のだなと確信しました。
私は、長男が日々の生活をスムーズに送ることは本人にとってはもちろんのこと、周りの家族の精神衛生にも良いと思っているので、自分の声かけや行動で限界を感じたら市販のアイテムに頼ることにしています。
この「生活習慣を身に付ける」ということについては、クツワさんの「おうちの時間割りボード 」を使うことで解決を試みました。
小学校入学前後から使い始めたのですが、小4になろうとしている今も使っています。
本当に買って良かったです。
黒板風のボードに時刻や用事の種類が描かれたマグネットを自由に貼り、1日の流れの見通しが持てる、または自分で計画を立てることができるもので、文房具屋さんなどで販売されています。
私が良いなと思ったのは、まず、分かりやすいイラストとともに用事が示されていることです。
実は自分で似たようなボードを作ったのですが、絵が下手なため無味乾燥なものになってしまい、長男はあまり関心を示してくれませんでした。
また、1日の始まりが「おはよう」、終わりが「おやすみ」で示されている所も良いなと思います。
挨拶と生活が結びついているということが、視覚的に分かりやすいです。
そして、このようなボードがあるおかげで、家族みんなで長男の予定を共有することができます。
長期休みの時には、こちらも揃えました。
私が購入した時にはなかったかなと思うのですが、自立式のものもあるようです。
長男にとって、1日の流れやしなければいけないことが目に見えることは安心材料になるようです。
また、「宿題が終わったらテレビを観られる」などと、楽しい先の見通しも分かるので、勉強などのモチベーションアップにもつながっていると良いなと思います。