こんにちは。おもちです。
このブログを読んでくださりありがとうございます。
3歳の頃に自閉症スペクトラム障害と診断された長男が小学校に入学した時、親として心配なことが色々ありました。
その一つが「忘れ物」です。
発達障害であってもなくても、また子どもでも大人でも
時々忘れ物をすることはあると思います。
でも、新1年生で(本人曰く)「すぐに忘れる」性格の長男にとって、
鉛筆・消しゴム、教科書・ノートや給食袋、宿題まで多種多様な(?)物を一人で揃えるのは少し難しいだろうな、と感じていました。
初めの頃は、A4の紙に私が手書きで「もちものリスト」と題して
えんぴつ(4本)、けしゴム、れんらくちょう、きょうかしょ、ノート、…といった物を
言葉と絵でかいて、壁に貼っていました。
最初こそ、そのリストを見て揃えようとしてくれていましたが、
やがて風景と化してしまいました…(^-^;
そして、持ち物の準備に対し面倒くさがる素振りを見せるようになってしまいました。
これまで私は、長男が何かをする時にできるだけ自分ひとりでできるように
視覚的に分かるものを色々作ってきましたが、
小学校の持ち物の準備は長男にとっては
複雑な作業なのではないかと思い、市販のアイテムに頼ることにしました。
(はじめからそうすれば良かったのかも(^-^;)
その後から今まで、長男はクツワ株式会社さんから発売されている
「こどもの準備ボード」を使っています。
小さな黒板のようなボードと、たくさんの丸いマグネット(必要な物が一つずつ描かれています)。
そして、壁などに掛けるためのひもが付いています。
持ち物をランドセルに入れたら、マグネットを裏返します。
マグネットの裏側には、かわいい花丸の絵が描かれています。
当たり前ですが、素人の私が描いた絵より見やすくて分かりやすいので、
長男は張り切って持ち物の準備に取り組むようになりました。
今でも(頼まれるので)最終確認は私がしていますが、
いずれは、親のチェックなしでも自信を持って学校に行ける日が来るといいなあと思っています。
お読みいただき、ありがとうございました!